- 都市ガスは導管インフラで供給エリア限定(国土の約6%)/LPガスはシリンダー・バルクで全国展開
- 業界三層構造: 元売り → 特約店(充填所) → 販売店。LP販売事業者は10年で約30%減(後継者不足・統合)
- LPWA・Siセンサーコンロ・エコキュート/エネファームなど、業務効率化と安全性向上の技術が浸透中
取り扱う論点
本記事(元記事は eap-inc.jp/method/176/)では、以下のテーマを順に解説しています。
Section 01業界の概要とエネルギー供給フェーズ
探鉱・開発/輸送/加工・流通の3フェーズの中で、ガス事業がカバーする領域。
Section 02LPガスと都市ガスの違い
シリンダー方式とパイプライン方式の比較、価格設定の自由度の差、規制環境の違い。
Section 03市場規模と需要家
都市ガス約2,760万件 vs LPガス約2,400万件。供給エリアと顧客特性の比較。
Section 04市場自由化と業界プレイヤー
都市ガスの小売自由化、LPガス業界の元売り(ジクシス/アストモス/ENEOSグローブ等)と主要特約店グループ。
Section 05事業者の現状と課題
販売事業者数の急減(10年で30%減)、需要は緩やか減少、結果として大手シェア拡大と集約化が進行。デジタル化率はわずか35.6%。
Section 06商品・サービスの9カテゴリ
ガス供給/ガス工事/ガス器具/修理サービス/警報器/保安点検/緊急対応/リフォーム/その他事業(灯油・SS・太陽光等)。
Section 07業界用語とテクノロジー
調定・シリンダー・バルク・充填所・LPWA・Siセンサーコンロなど、現場で必須の用語を整理。
eapとして見ているところ
LPガス事業者と並走するなかで、私たちが繰り返し当たる課題は3つあります。
1つ目は、デジタル化率35.6%という業界平均が示すとおり、現場では「電話・FAX・紙伝票」で運用が回っている会社が多いこと。LPWAやLINE公式アカウントを入れる前に、業務フローの棚卸しから入る必要があります。
2つ目は、経営者の高齢化と後継者不足。毎年200〜500社が事業終了しており、M&Aによる事業承継が現実的な選択肢として浮上しています。承継後の最初の90日で「既存顧客との関係を傷つけない仕組みの棚卸し」をどう進めるかが鍵です。
3つ目は、採用課題。配送員・保安員ともに採用難で、求人広告に予算を投じても応募が来ない。eapでは「eap LPガス採用」として、業界専用の採用LP制作・Indeed運用・月次PDCAをワンストップで支援しています。