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ガソリン業界の基礎知識

SS事業の経営者・新規参入検討者向けに、業界構造・価格の仕組み・需要動向・脱炭素時代の展望を整理しました。EV普及・燃費向上・人口減少で長期需要が縮む中、油外収益とサービスステーションの再定義が鍵になります。

2025.05.27 初出: eap-inc.jp
SS事業 エネルギー 脱炭素
この記事で押さえる3点
  • 業界は「元売り → 特約店 → SS(小売)」の三層構造。元売りはENEOS・出光・コスモの3社が主軸
  • 国内需要は燃費向上・EV普及・人口減で年率2.6%程度の減少トレンド
  • SSは「燃料売上」から「油外収益+カーライフサポート拠点」への業態転換が進行中

取り扱う論点

本記事(元記事は eap-inc.jp/method/248/)では、以下のテーマを順に解説しています。

Section 01業界の全体像と三層構造

エネルギー業界(石油/電気/ガス)におけるガソリンの位置づけと、元売り・特約店・SSの役割分担。ガス業界の流通構造との比較も含めて整理。

Section 02価格の仕組み

原料コスト・流通/精製コスト・税金の3要素。税負担が小売価格の40〜50%を占める構造と、円安・原油高がダブルで効く理由。

Section 03需要の長期トレンド

2000年代初頭の5,000万kL超から、2028年度約3,900万kLへの減少見込み。ハイブリッド/EV/人口減/都市シェアリングの4要因。

Section 04SSビジネスモデルの変化

セルフ化率55%、洗車・車検・整備・コンビニ併設など油外収益の柱。「給油所」から「カーライフサポートの総合拠点」への変貌。

Section 05脱炭素対応と未来像

E10/E20/e-fuelの普及計画、製油所の再整備、CCS/CCU、EV充電インフラ。災害時の電源供給拠点としての社会的役割。

eapとして見ているところ

地場のSS事業者と並走するなかで、私たちが繰り返し見るパターンは2つです。

1つ目は、燃料単体での収益悪化に対して、油外領域(洗車会員・車検・LINE導線)の数字を月次で追えていないこと。販促予算が「とりあえずチラシ・看板」に流れたまま、ROIが見えない状態が続きます。

2つ目は、脱炭素対応の議論が「いつかEVに置き換わる」という漠然とした不安で止まり、5年後・10年後の事業ポートフォリオを描けないこと。バイオ燃料・EV充電・地域インフラ拠点としての複数シナリオを並べて、経営判断のテーブルに上げる作業が必要です。

業界の基礎を踏まえたうえで、「自社が打つ次の一手」をどう設計するか——それが私たちの役割です。

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グラフ・画像を含む元記事は eap-inc.jp に掲載されています。スライド形式で業界構造・価格・需要・脱炭素対応をビジュアル付きで解説。
Service
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